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help リーダーに追加 RSS そして、お別れ

<<   作成日時 : 2006/07/18 21:40   >>

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今日こそは、間違えずにマエストロのお別れの会に行ってきました。

物凄い人、人、人。
最初から、サントリーの小なんかに入りきれる訳ないじゃん、と思ってましたが、
入りきれないどころか、夏休みのTDLの人気アトラクション並み(いや、それ以上)
に長蛇の列が。

あいにく外は雨なので、ロビーに延々と並ばせられ…
そのうち開始時刻になり、元NHK後藤美代子さんの司会で開会。
ロビーに並ぶ我々はそこから献花までの1時間以上を、そこで立ったまま…
7人による「お別れの辞」を立ったまま…
かをり夫人の喪主挨拶も立ったまま…
会場に入りきらずに並んでるわけだから、もちろん、声が聞こえるだけで、
挨拶されたどなたの姿も見えず。

芸能人もチラホラ混じってました。
お一人でいらしたらしいY行K子さんをたまたま近くでお見かけしましたが、
じっと黙って1時間立ってらっしゃいました。
マエストロよりずっとお歳を召してそうなご年配の方々は数人、
立ってられずか待ってられずか、途中で列から抜けて帰られた様子。
うーん、ちょっとキツイっすよね、確かに。

数年ぶりの知人・友人にもばったり会ったりしましたが、
「きゃ〜久しぶり〜」なんて言ったり、遠くから見つけて手を振ったり…
なんて出来るはずもなく、静かに会釈。
ああ、また数年、あの人とは言葉を交わすこともないまま、ご無沙汰しちゃうんだろうな、
なんて思いつつ。

一番充実してお元気だった頃かな、という少し前の明るい笑顔の遺影に、
入り口で渡された白いカーネーションを手向け、手を合わせて祈ったあたりで、
涙が止まらなくなってしまい、
かをり夫人に手を握って「来てくれてありがとうね」なんて言われちゃうともう…!!!

金沢(のマエストロが音楽監督だったオケ)で弾いていた高校からの友人に、
出口で偶然会い、二人して「マスカラ落ちる〜」と言いながら泣きました。

亡くなった日にも書きましたが、本当に本当にお世話になったにもかかわらず、
なんの恩返しも出来ないままでした。
それが心残りでならず、かをり夫人や、マエストロの義弟にあたる先輩に
「マエストロにはなんの恩返しも出来なくて…」と、涙ながらにお詫びしましたが、
この場で言ったところでマエストロに伝わるはずもなく。
もうどんなに御礼を言おうとも、お詫びをしようとも、伝える術がない。

マエストロが私を世の表舞台に引っ張り出そうと、たくさんのチャンスを下さり、
そのいくつかは活かすことが出来、その残りは活かせないままに、
「今の自分」があります。
反省と後悔がほとんど。
でももう、あの数々のチャンスは取り戻せない。時間も戻らない。
マエストロはいない。

73なんて、若過ぎます。
でももっと若い人でも、周りの誰がいつ、「二度と会えない人」になるかわからない。
今日のような悲しくて辛い後悔をまた味わいたくはないので、
人からの恩や想いへの感謝を忘れないように、大切な人と疎遠になってしまう失礼の
ないように、生きていければと思います。

なーんて。
自分だって真っ先に…という可能性だってあるんだから、
悔いなく生きなくちゃね!

今日の弔辞の中で、ある作曲家先生の言葉に印象的なものがありました。
「やり残したことがある人生より、やることがなくなって生きるだけの人生の方が
辛い。だから君が、やりたいだけのことをやって、まだやり残したことがあるのは、
幸せなことなのかもしれない」

合掌。

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